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前に進むことは、例外なく、逆風に向かって進むことです。

もっとも怖いのは無関心です。

例えば今の政治を見れば、国民からすれば否定的な意見が多いものの、まだ無関心というわけではない。

しかし、これ以上、この状態が放置されれば、いつそうなってしまってもおかしくありません。

私の例で言えば、

企業に対するITのシステム(私の場合はSFA:営業支援システム)の導入をお手伝いした場合、初期の感触で「これは相当混乱が起きるな」と、

念入りに対策を練って臨んだところ、導入後1週間しても2週間しても予想した混乱が起きないことがある。

そこで「これはうまく行っている」等と思ったら大間違いです。

多くの場合、それはユーザーが無関心を決め込んで、取組み自体が進んでいないことが原因だからです。関心がないから、ユーザーにも当然、問題意識はありません。

だから否定的な意見すら出ない。その状態が半年も続けば、間違いなく、せっかくお金をかけて導入したシステムが無用の長物になってしまうだけでなく、

その企業においては、以後、「せっかく導入したから」と、それに無駄な時間やコストを掛け続けるという不幸になります。

だから、「何も問題がない」状態、無関心状態をつくってしまうのはとても危険です。波風が立って、混乱したり、逆風が吹いているのが自然な状態と考えるべきでしょう。

それをひとつひとつ解決していくから向上できる。

最近、私がふと思ったこと、感じた現象で、我ながら気に入っているのは、

前に進もうと思えば自ずと逆風が吹くということ。単なる自分の動きのみによっても自然と風が起きるということです。動かなければ風も起きないが、波風の立たない無風状態はけっしてよい状態ではない。

いわば前に進むこととは、例外なく、逆風に向かって進むことではないかと思います。

(有限責任事業組合ペンタクルス 代表組合員 吉井弘治/中小企業診断士)

 

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by admin|2011年6月21日 08:21

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